ブヨに刺された時の症状・対策・ 手作りハッカ油など

ブヨに刺された時の症状・対策・ ハッカ油で虫除けスプレーなど

暖かい日も増えてきて、子ども達とも川遊びなどをする季節がやってきました。

GWに早速ブヨに刺されました。刺された瞬間は分からないことが多いですし、しばらくして気付くと赤い点が出来ている程度で、翌日からはツベルクリン反応のような大きめな発赤となり、そうなってから数日痒い日々が続いています…




これからがよく刺されるシーズンなので、症状や対策について調べてみました。

夏に発生する虫による被害。蚊やハチ、アブによるものもありますが、ブヨも非常に厄介な虫で、刺された時の症状はアブよりもひどいような気がします。

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ブヨの生息地とその生態とは

ブヨはハエの仲間ですが、ハエよりも小さく体長2~5㎜程度です。ハエともっとも違う点は、吸血昆虫であることです。

ブヨは、ハエ目カ亜目ブユ科に属する昆虫の総称で、正式には“ブユ”と言います。関西では“ブト”とも呼ばれますが、一般的にはブヨと呼ばれます。

ブヨは体長3~5mm程度の小型のハエといった感じで、日本には62種存在すると言われています。

人間を襲う主な種として、アオキツメトゲブユ、ニッポンヤマブユ、ヒメアシマダラブユ、アシマダラブユ、キアシオオブユなどで、生息地は種によって異なります。

全国的に生息しているのはアシマダラブユで、アオキツメトゲブユやキアシオオブユなども北海道から九州にかけて、ほぼ全国に分布しています。

成虫のブヨの体色は黒色や灰黒色に黄色毛で覆われている種が多く、体形はハエよりも少し丸みを帯びています。

透明な二枚の翅を持ち、音を立てずに飛び回るため近づいてきても気づかないことが多いです。

ブヨは全国各地に生息しています。しかし、幼虫は渓流で生活しているため、ブヨの被害は山奥のキャンプ場でよく発生します。逆に川が流れていない住宅地では、ほとんど見られません。

ブヨは一年中いますが、季節としては春や夏などが多く、日中の気温の高いときよりも朝夕の涼しい時間帯に活発に動き回ります。そして吸血するのは、蚊と同じようにメスだけです。

ブヨは、蚊のように「針」で刺して吸血するわけではありません。よく「ブヨに刺された」と表現しますが、実際は皮膚をかみ切って吸血します。そのためブヨに刺された跡を見ると、軽い出血や点状の出血があります。人の血を吸っている時間は1~2分程度ですが、チクッとした痛みを感じる場合もあれば、全く感じない場合もあります。

ブヨがいる場所 きれいな川にはつきもの!!

ブヨの発生時期は3~10月で、特に6~9月に活発に行動します。

昼行性ですが、太陽が苦手であるため日中の暑い時間帯は避け、朝夕の涼しい時間帯に活発に飛び回ることが多いです。しかし、日中でも曇りで日が照らない時や湿度が高いときなどは活発化することがあるので、時間だけで判断することはできないようです。

ブヨは、基本的にはきれいな川や渓流付近の草むらに生息しています。ブヨの幼虫は汚い水では生きていけず、きれいな水を好むためです。そのため、ブヨは水質の悪い都市部や工業地帯にはほとんど生息していません。

ブヨのメスは、きれいな水辺や水中に卵を産み、孵化した幼虫は水中で微粒子などを摂取しながら成長していきます。そのまま水中で蛹となり羽化するのですが、ブヨは行動範囲が狭いため、きれいな水辺にずっと生息する傾向があるそうです。

ブヨの生態

ブヨの食性についてですが、通常ブヨの成虫は花の蜜や果汁などを摂取しています。

しかし、産卵期が近づいたメスは、産卵に備えて不足しているタンパク質などの栄養を摂取するために吸血行動をとります。人間や家畜といった、主に哺乳類の皮膚を刺して吸血します。

吸血方法は、蚊は口吻というくちばし状の管を皮膚に刺しこんで吸血しますが、ブヨは口器で皮膚にかじりつき傷口から出てきた血を吸い取ります。

皮膚を咬み切るため比較的深い傷ができ、咬まれたときの症状は蚊に比べるとはるかにひどいのです。小さな虫ですが、人間にとって非常に厄介な虫となっています。

ブヨの天敵はトンボ

飛び回っているブヨを、トンボは足を使ってうまく捕まえて食べてしまうそうです。

朝と夕方は要注意

水のきれいな清流には、必ずブヨがいてブヨの活動時間は、気温の下がった夕方と朝。

ブヨに刺されたときの症状

ブヨに刺されることを“ブヨ刺症”や“ブヨ刺咬症”と呼ばれます。医学的に皮膚炎としてみなされています。

体質にもよりますが、蚊の場合と違ってブヨに刺さてもすぐにかゆみが襲ってくるということは少ないようです。ブヨに刺されると皮膚が傷つくため強い痛みがあるかと想像しますが、ブヨは刺す前に麻酔成分を塗りつけるため、刺された瞬間は痛みがあまりなく意外と気づかないことが多いのです。

多くの場合、刺されてからしばらく経って、激しいかゆみや痛みの症状が出ます。これは、ブヨの唾液腺物質に対するアレルギー反応です。ブヨのアレルギーは遅延型であるため、症状がひどくなるのは刺されてから数時間後から2、3日後です。蚊の唾液腺物質よりも毒素が強いため、症状も強く出ることも多く、ときには水ぶくれになることもあります。

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かゆみは蚊と比較にならないくらいかゆく、腫れ具合もひどく、発熱を起こすこともあります。

さらに、ブヨに対するアレルギー反応が強い場合、リンパ系の炎症を起こしたり、最悪の場合「アナフィラキシーショック」を起こして呼吸困難に陥るケースもあります。

我慢できずに患部をかきむしってしまうと、腫れが拡大してしまうだけでなく傷口からばい菌が入って炎症を起こしてしまいます。かゆみや腫れが続く期間は人によりさまざまですが、早い人だと2、3日で治まります。一般的には1~2週間近くかかると考えてよいでしょう。

この間にかきむしるなどして症状が悪化した場合は、完治までに数カ月以上かかる場合があります。傷跡が残る原因にもなりますので、できる限りかかないように我慢しなければなりません。

ブヨに刺された時の、対処法

ブヨに刺されたことに気がついたら、まずは応急処置をします。

◎まず、傷口から毒を吸い出す

時間が経過してしまったものに関してはあまり効果が期待できませんが、刺された直後に行うことで毒の浸透を抑えることができ症状も緩和できます。

*口で吸い出すのは×です。口の中に傷があった場合、そこから体内に毒が入り込んでしまう危険性があります。一番いいのが毒抜き専用のポイズンリムーバーを携帯しておくことです。

◎外用薬としてステロイド系の薬をなるべく早く塗る

ブヨによる激しいかゆみを鎮静化させて、掻き崩しを予防するのにも役立ちます。ブヨの場合、「刺し傷」ではなく「噛み傷」になります。傷口をきれいな水で洗った後、子供などは、ついつい掻きむしってしまうので、薬を塗った後、絆創膏などを貼ってカバーしておくのもいいでしょう。

☆刺された直後は温熱療法

まずは刺された直後の処置として、温熱療法があります。これは患部を熱いお湯で流す方法です。痒みの原因となる酵素毒成分はタンパク質のために、熱に弱い性質を持っています。
そのため、43~45度程度の熱で毒成分が分解されるのです。

やり方は、45度程度のシャワーを患部に5分程掛け続けるだけと、とても簡単です。入浴の際よりもちょっと熱い程度の温度にし、やけどに注意しましょう。

*温熱療法が有効なのは、あくまでも虫刺されの直後だけです。すでに赤く腫れあがったり炎症が起きている場合には、反対に悪化させてしまうので注意して下さい。

☆すでに赤く腫れあがっていたら冷やす

すでに炎症を起こしている状態の時は、患部を冷やす事で痒みや腫れを抑えることができます。かゆみ、腫れといった症状がでてきたら、傷口をアイスノンや氷水などで冷やすとかゆみが和らぐでしょう。そして、炎症を抑える効果があるステロイド外用薬を塗るのが効果的です。また、患部をかきむしらないように、傷口を絆創膏や包帯などで覆ってしまうことをお勧めします。

↑(こういった療法もあるようですが、なかなか直後にお湯を流せる状況にない場合も多いと思うので難しいかもしれません。機会があれば試してみたいと思います。タイミングも難しいと思いますので、なさる場合は自己責任でお願いいたします)

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病院を受診したほうがいい場合

傷口を清潔に保ち、ステロイド剤を塗っていても治まる様子がない場合には医師に診てもらいましょう。悪化して跡が残ってしまう前に、皮膚科を受診することをおすすめします。

たかが虫刺されと侮っていると、大変なことになりかねません。たとえば、ブヨに刺された部分を激しく掻いたり、長期間掻き続けることで、炎症が慢性的になる「結節性痒疹(けっせつせいようしん)」になってしまうこともあります。こうなると病院で治療を行っても、なかなかすぐには治りません。

ブヨは蚊に比べると激しいかゆみが続きます。市販の虫刺され薬など効果がない場合や、かゆみや腫れがひどい場合には病院を早めに受診しましょう。病院では、強めのステロイド薬や抗ヒスタミン薬、内服薬などを処方して症状を緩和してくれます。

また、ブヨは基本的に群れで行動するため、集団で襲ってくることがあります。多数のブヨに刺されると、リンパ管炎やリンパ節炎を併発したり、ひどい場合には呼吸困難になる場合があります。

アナフィラキシーショックを起こす可能性もありますので、もし数カ所刺された場合にはすみやかに皮膚科を受診してください。

受診した方が経験上、確実に治りが早くなりますし、傷跡も早く綺麗になります。

ブヨに刺されないために 帽子、長袖長ズボン、靴下の着用を

キャンプや登山の時には、肌の露出をできるだけ避けるようにします。長袖長ズボンはもちろんのこと、手袋も使ったほうが効果は高いです。とくにブヨは足元を刺すことが多いので、厚手の靴下を履いたりズボンと靴の間にすき間を作らないような工夫が必要です。

また、ブヨ対策として市販の「蚊用虫よけスプレー」などは、あまり効果がありません。効能にブヨが入っているかを確認してください。ブヨ専用のものか、薬局で購入できるハッカ油を薄めたものをスプレーすると効果が期待できます。ブヨの生息する場所に行く場合には、できる限りの予防をする必要があります。

また、ブヨは黒い服によって来る傾向があるため着用する衣服は、黒系を避け、白やオレンジなど明るい色の服を選びましょう。

汗臭かったり飲酒している場合もブヨに襲われやすい傾向があるそうです。汗をたくさんかいたら着替えるなどの対応をすると予防につながるでしょう。

ハッカ油で虫除けスプレーを作ってみる

薬局などで、1000円程度で購入できる「ハッカ油」、口に入れても安心な天然成分100%でできています。

ハッカ油はブヨが嫌うので、できるだけ自然な物質を使って、ブヨから身を守りたい人にオススメです。ブヨだけではなく、蚊、アブ、コバエ、ゴキブリ、アリ、ダニにも効果があります。

材料

薬局に売っている無水エタノール10ml
ハッカ油を20滴程度
同じく薬局で100円程度で売っている精製水を90ml

作り方

無水エタノール10mlにハッカ油を20滴程度たらし、精製水を90ml混ぜれば完成です




空のスプレーボトルに入れて持ち歩けば便利に使えます。ハッカ油は、ブヨを含めた虫に効果があるだけではなく、冷感作用もあるので、夏の暑い日には助かります。

ハッカ独特の香りが苦手な人は、自分の好みのアロマオイルを足して好みの香りにしても。

肌から有効成分が消えてしまうと効果がなくなってしまうので、こまめに塗りなおしましょす。スプレーが余った場合は、玄関先や、靴にふっておけば、香りがある間は虫除けの効果があります。

楽しいはずだったキャンプなのに、ブヨに刺されて夜も眠れなかったといったことがないように、万全の準備を整えていきましょう。また、単なる「虫刺され」だと思って放置したり、きちんと対処しておかないと、悪化してしまうこともあります。その場合は早めの病院での治療をおすすめします。

まとめ▼

屋外でのレジャーは気持ちがいいです。虫から身を守るというのはなかなか簡単なことではありませんが、特にブヨに刺されると後がしばらく大変なので、

自然が多い場所で遊ぶ場合は、

◎清流がある場合、確実にブヨがいる。ブヨのよく発生する朝と夕方は特に注意。
ブヨに刺されても動揺しない知識(その他の虫に関する知識も)を頭の片隅にいれておく

◎服装に気をつける 長袖や長ズボン

◎虫よけスプレーやハッカ水を持参

◎刺された時は、ポイズンリムーバーで毒を吸い取り、洗い、薬を塗る

など出来る対策をして、思い切り楽しんで遊びたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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