林先生の初耳学 赤ちゃんが泣きやむ絵本「もいもい」東大研究室 鈴木亜美 5月27日
2018年5月27日(日)の林先生が驚く初耳学で、赤ちゃんが泣きやむ絵本として東大が開発した「もいもい」を紹介していました。
科学的な研究を通して、あかちゃんが本当に好きな絵本をつくる「あかちゃん学絵本プロジェクト」から生まれた絵本。
この絵本を開発した研究室では、赤ちゃんが発達していく過程で必要不可欠な能力、感情やコミュニケーション能力がどのように獲得され発達していくのかを科学的に研究しているそうです。
そんな研究室から現在出版されている本が以下の3冊で、2年がかりの研究と実験の末、完成したそうです。
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うるしー ( ロロン )
こちらはシリーズの中で最初に完成した本です。
なにがでるかな?という言葉の後に色々なものが登場し、好奇心をくすぐり、期待とちょっとした裏切り、が特徴です。
最も重要なのが絵本のキャラクターで、「うるしー」という言葉のイメージから4つのキャラクターを作り、「アイトラッカー」というカメラと近赤外線で目線を計測する装置を使い、赤ちゃんに人気投票してもらったそうです。
これはお母さんが選んだキャラクターとは正反対なものという結果になりました。
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もいもい (市原 淳 )
今回番組で紹介された絵本です。
4つの中から、赤ちゃんが一番よく見続けたイラストが採用され、制作されたそうです。「もいもい」という言葉がたくさん出てきます。読み方は自由ですが、恥ずかしがらずに読むことが大切です。
赤ちゃんはもいもいの奇妙な絵を人間の目として認識しており、白い部分があると白目として認識するそうです。さらには「もいもい」という繰り返しのフレーズは赤ちゃんに認識されやすく、それが赤ちゃんが泣き止むのに役立っています。
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モイモイとキーリー (みうら し〜まる)
赤ちゃんにことばのイメージから絵を選んでもらい作られた本です。
レビューにも『3ヶ月になったばかりの子供、見てます!笑うときもあります。』・『新聞で紹介されていたので、購入しました。0歳児クラスで読みました。子供たちは真剣な表情で最後まで釘付けでした』などの声があり、高評価です。
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